自分だけの犬図鑑 ベックマン美穂

犬図鑑と聞くと普通どうしても「犬種図鑑」のような立派な書物を想像してしまうのは私だけではないだろう。
でも、もし自分だけの犬図鑑が作れるとしたら? 難しく考えず、DIYプロジェクトとして試しに作ってみてほしい。子供のいるご家庭ならぜひ一緒に作ることをお勧めする。

まず、「自分だけの犬図鑑」を作るため材料を下記に書き出してみよう。

• 犬(何頭でもOk)
• 犬の全身が写った写真もしくはイラスト
• 犬の体の各パーツの写真もしくはイラスト
• アナログならば、スケッチブックや大学ノート
• デジタルならば、写真やイラストが貼れて文字が入れられるソフトウェアならなんでもOk
• 観察力
• 犬の協力(これ大事)

材料がそろったら、次は図鑑のおおまかな内容とページ割りを決めてみる。
例えば、最初のページは犬の全身写真と、名前、誕生日、犬種(雑種も種類のひとつ!)、体重、体高、などなど…
その次は、体の各部位の写真やイラストを並べていき、できるだけ細かく、パーツの名前、色や質、特徴などを観察しながら書き込んでいく。
体の部位の正式な名前などを調べてみて、書き込んでみてもいい、調べていくうちに犬オタク度があがること間違いなしだ。
いろいろ創造性を発揮して、工夫をこらしてもいいと思う。

細かく、書き出せば書き出すほど、今まで気づかなかったものが見えてくるかもしれない。犬一頭に一冊割り当ててもいいし、多頭飼いならば一冊で犬家族全頭を網羅してもいい… 可能性は無限大だ。

ただし、作る工程で、あまりに熱が入るあまり、寝ている犬を起こしてまで観察するなど、無理矢理何かをする必要はない。時間をかけて犬の協力を得ながら少しずつ進めていこう。

きっと図鑑が完成するころには、自分の犬が全く違った犬に見えることだろう。そして、何よりも出来上がった世界に一つだけの犬図鑑は犬との大切な思い出の一つとなり、生涯の宝物になるはずだ。

2016年 12月

Photo Illustration: Miho Beckmann